1on1ミーティング(面談)のやりかた。
1on1と銘打ってメンバーと向き合い始めて1年。
実施回数(コーチング的に言うとセッション数?)が250回を超えました。
経験、年齢共に上のメンバーを持ったわたしの1on1のやり方をまとめておきます。
新たに部下を持った、年上の部下ができたあなたの参考になったらこれ幸い。
1on1ミーティングのやりかた。
その1、当面の基本ルールを決める。
誰が、誰と、いつ、どの頻度で何をするのかを自分の中で決めます。
当面この自分で決めたルールをメンバーに求めます。特に重要なのは頻度で、その他についてはメンバーと1on1ミーティングを行っていく中で調整していってください。
その2、1on1開催をアナウンスする。
決めたルールを持って1on1ミーティング開催を対象メンバーにアナウンスしてください。1回目のアポをどんどん取っていきましょう。
その3、1on1ミーティングをとにかく開催する。
形式内容にとらわれず1on1ミーティングという名前の元で面談を行ってください。
ポイントは今までと同じ面談でも1on1ミーティングと銘打っておくことです。
「そこ重要?」
と思われるかもしれませんが、後々効いてきます。重要。
1on1ミーティングのコツ
その1、斜め45度 机の辺に対して90度で座る
相手の空間(パーソナルスペース)に入りすぎず、適度に近づくことができる角度と言われています。わたしも受け売りで使っていますが、向き合って座るより明らかに相手の話が増える実感があります。
また、机・テーブルのサイズが大きい場合は距離が離れてしまいますが45度で座ると自然に距離をつめることができます。
その2、頻度を守って続ける。
めっちゃ重要です。
1on1導入直後は人によって警戒され実施が難しく、2回目3回目を遠慮することがあります。ポイントはここでめげずに続けることです。
第1回目では頻度について明確に伝えること。
相手の都合に極力合わせ、次回のアポイントを取ること。
可能であれば、開催曜日、時間を固定してしまうとgoodです。
その3、沈黙を恐れず、相手が口を開くのを待つ。
沈黙があるのも1on1です。
沈黙を恐れて自分が話す会にならないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。1on1はマネジメントにとって非常に強力な武器です。また今後サラリーマンの専門性が求められていくなかで個々の力を最大限に引き出すマネジメントの需要は間違いなく高まります。1on1ミーティングはそんなマネジメント必須スキル。ぜひ取り入れてみてください。
次回は1on1を始めたいけどどのように始めたらいいかわからないという方向けにスクリプトを作成してみます。