夢をかなえるゾウ。フィクションに頼ったっていいじゃないか。
今日も苦悩するダメリーマンの同志たち。
そして、これからダメリーマンになる未来の仲間へ。
こんにちはTsukuiです。
わたしがダメリーマンとして最も落ちこぼれていた時、心の支えにした1つのフィクションがあります。
正直「フィクションに頼るなんて、ダサいなぁ、落ちぶれたなぁ」と思っていました。
しかし、わたしたちに必要なのはかっこよさではありません。潰れることなく、自分の今場所を取り戻すことです。
頼れるものは全て使いましょう!遠慮することはありません。
「夢をかなえるゾウ」ってどんな本?
小説家の水野敬也が様々な成功哲学書をベースに書き上げたフィクションです。
冒頭で多少ディスっていた事をお詫びします。
ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。
(参照:ブックデーターベース)
ということで、初版は2011年5月。発売後間も無く手にしていて、わたしが庶務に移動し数ヶ月たったころだと思います。
日々の仕事といえば、文房具の補充管理、蛍光灯の交換、イベント備品の管理、パートスタッフの勤怠チェックです。
そんなわたしは、ゾウの見た目をした神様ガネーシャから与えられた課題を1つ1つこなして行きました。クソ真面目にこなせるのは、毎日定時帰宅という環境と、総崩れしたプライドのおかげかもしれません。
ぜひあなたも1つ1つクリアしていって欲しいです。
ここでは当時のわたし刺さった2つの教えを紹介します。
ガネーシャの教え
その1
靴を磨く
「ええか?自分が会社へ行く時も、営業で外回りする時も、カラオケ行って馬鹿騒ぎしている時も、靴はずっと気張って支えてくれとるんのや。そういう自分を支えてくれているもん大事にできんやつが成功するか、アホ!
(引用:夢をかなえるゾウ)
そういうわたしの靴はホコリを被っていました。踵はすり減り、つま先は傷キズだらけの状況。すべてがだらし無く、管理されていない状況でした。
早速靴磨きセットを揃えたのを覚えています。
実際、ポジティブな影響はすぐに出ました。根拠はないけど「足元に気を使っている自分」という自信と、靴と一緒に戦っている気持ちが備わっていました。
自分の身なりにもかかわらず、自分の管理から離れていることを1つづつ取り戻し管理下におく。これが教えの本質だと考えています。
また、ある期間靴磨きを続けると、いい靴をしっかり手入れし長く使いたいという気持ちが芽生えてきます。今では後輩の靴購入や、手入れの相談にのったりしています。
その2
トイレ掃除をする
「トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するちゅうことや。そんなもん誰かて、やりたないやろ。けどな、人がやりたがらんことをやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやろから、そこに価値がうまれるんや」
(引用:夢をかなえるゾウ)
庶務と言われるような仕事は全てをやりました。トイレが詰まったと言われればチェックしに行き、蛍光灯が切れたと言われれば交換に走りました。
営業として期待され入社した会社。
まだ2年目なのに何をやっているんだ?という考えが常に頭を占領しています。
依頼の主が後輩ってこともあります。
ここで捨てる事ができたのは下手なプライド。
得るものではなく、捨てることが大きな収穫だったと思います。
今は「散らかったトイレのスリッパを揃える」に置き換えています。
おまけ、今振り返って刺さった教え
やらずに後悔していることを今日から始める
「みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛っている鎖なんてみんな同じなんや」
(引用:夢をかなえるゾウ)
Kindleで再購入し読んいるなか、ドキっとした。
ちゃんと教えが身についているなと。最近はブログを始めました。
まとめ
- 自分の進路になやんでいる
- 自分のキャリアに悩んでいる
- 今の自分に自身が持てない
そんなあなたにオススメです。
本書を読み興奮できた人はぜひ、教えを実行してみてください。きっと返ってくるモノがあります。
逆に興奮できなかった人は、このレベルを卒業してりるのかもしれません。