新卒庶務から最年少営業係長へ。必要だった2つのこと
こんにちはTsukuiです。
毎回のごとく書いていますが、入社1年目の最後わたしは上司から不合格の烙印を押されました。時給850円を払う価値が見出せない。新人我慢レベルを下回った。そしてわたしは庶務担当への異動を言い渡されました。
幸いなことに、鈍感かつ図太い神経を持っていたわたしは1年半の庶務経験をへて何とか戦線復帰を果たし、入社最短・最年少の昇格を果たしました。
その時の経験を振り返り、ポイントとなることを整理していきますね。
取り返すべきたった2つのこと
入社1年目、あらゆるミスを犯し、仕事をしていく上で大切なものを失っていきました。若手ビジネスマンなら誰もが失敗をしながら成長をしていくものですが、度を超えてしまったり、環境がそれをゆるさいない状況に入ると話しは違います。
①「自信」 〜自分を頼ることができる気持ち〜
「なんだぁこんなことか」と思うかもしれません。そんな感覚のあなたは「問題なく職場デビューを果たした」または「実は気づかない内に本領を発揮できない状況にいる」のどちらかです。
自信を失うとどうなるのか?
日々、指導や叱責を受けていると「自分が考えること、行うこと」全てに自信が持てなくなります。すると人は自分の考えを持てなくなり、何でもかんでも先輩や上司に聴き始めます。
しかし先輩上司に問い合わせている間はまだ大丈夫。最悪なのは何か言われるのが怖く現場のパートスタッフやアルバイトへ相談し判断をするようになること。結果として「なぜ相談、確認を怠ったのか?」と問われることになります。
ここでは先輩や上司に怖くて相談できなくなった状態=「萎縮している」
とし、最悪の状態だと考えます。
自信喪失の悪循環をどうやって断つのか?
仕事の失敗は仕事でしか取り返せないし、仕事で失った信頼は仕事でしか取り返せない。これは真実だと思います。しかし、萎縮状態まで陥った自分を立て直すために仕事の成功や信頼の獲得はハードルが高すぎます。最初に着手することは自信を取り戻すことです。
ここでいう自身は仕事でなくて大丈夫。むしろ仕事以外の場面で自身を積み上げることをオススメします。
〜例えば〜
大学入試で頑張った経験がある方であれば
- TOEICで目標スコアを決めて達成する。
- 仕事で必要な簡単な資格取得に挑戦する。
スポーツが好きな方であれば
- 〇〇までに何キロ走る。
- 毎日ランニングする。
- 週3日ジムに通う。
何でもOKです。気持ちだけストレッチした目標を設定し達成を積み重ねてください。高い目標はNG。階段1段抜かしくらいのストレッチを設定するのがポイントです。
わたしの場合、少し派生しますが庶務に異動し毎日が定時、結果ジム通いを始めの結果初心者向けの短距離トライアスロンに出場し完走を成し遂げました。
「ロードバイクが趣味」+「ジムがきっかけで水泳とランニング」=トライアスロンできるじゃん。
動機は安易だし、出場成績は散々なものでしたが、自分にもできることがあるという自信を1つ取り返すことができました。
何でもOK。仕事から1度逃げ出し、自信を積み上げましょう。
②「マイペース」 〜考え、発言するゆとり〜
マイペース≠ゆっくり私のペース → =自分で考え、発言するためのゆとり とします。
マイペースを失うとどうなるのか?
萎縮している状態と同意です。間違った発言をすれば注意される、モゴモゴ考えていると「ハッキリ喋れ」と注意される。四面楚歌、この状態では自分で考え発言するゆとりがありません。結果、何もできない状態に陥り負のスパイラルが加速します。
マイペースを取り戻すために
ここで大切なのはプライドを切り離すこと。見栄を張ってそれっぽい発言をすることは避けましょう。
ステップはこんな感じ
- 担当する仕事を極限まで絞る。(時給850円以下の簡単なレベルまで絞ります)
- 絞りきって残った仕事、これを丁寧に実施する。
- 2のタスクを失敗しないために必要なポイントを自分なりの言葉にする。
- 仕事を報告する際に3で言葉にしたことを添えて報告する。
- 絞って取り除いた仕事を1つ取り戻す。
↑のサイクルを着実に進めましょう。
大切なのは(3)(4)ここで自分の意見を作っていきましょう。言葉にしておけばモゴモゴすることはありません。自分の発見を自分の言葉で伝えていきましょう。
どんな仕事にも達成するためにノウハウがあります。些細なことほど大切で、これを自分なりにみきわけ言葉にしましょう。そして手を抜かないことを自分と約束しましょう。
※ここでは触れませんが(3)は後輩や部下を持った時に絶大な資産になっているはずです。
最後に
社会人デビューの失敗では自信、プライドを傷つけられます。しかし、それは職場のあなたにおいてだけのこと。プライベートな自分も一緒に傷つく必要はありません。
一見、仕事から逃げることを推奨しているようにも見えると思いますが、仕事で傷つく必要がなかった自分を取り返すということが大切です。適度に頑張りましょう!