tsukui's weblog

30代リーマンのライフデザイン奮闘記

モチベーションに苦労したので記録しておく。

30代半ばにしてモチベーションが低下、パフォーマンスが発揮できない期間が長引きました。今までにない体験だったので、背景の分析と打開のためのアクション(進行形)をまとめていきます。

 

モチベーションが高いと認識していた

仕事に対するモチベーション、わたしは世の中を見渡し高い方の人間だと思っていました。とくに仕事が回り始めた社会人3年目以降、基本的に大きくモチベーションを下げることなく10年目を迎えました。

 

なぜ、モチベーションが高い状態で維持できていたかというと

①2年スパンで昇格のタイミングがあり昇格できていたから

②周囲が認めてくれ、その好評がコンスタントに自分の耳に届いていたから

③最年少で役職をつけてもらうというそれっぽい成果があったから

 

上の3つがわたしのモチベーションを下支えしてきました。

モチベーションが高い時は、全てがうまく回ります。後輩部下へにもポジティブなマネジメント、メンタリングをすることができます。部下後輩へのメンタリングは、自分の発する言葉によって自分自身も啓発される、そんな状態です。

 

他者評価に基づくモチベーションはモロい

わたしのモチベーションは他社評価に基づくものでした。他者が「ツクイはいい」と言ってくれるから次頑張れる。

言い換えると他者からの公表が聞こえてこないと動かなくなります。

 

よく叱って育てる、褒めて育てるの議論を見かけますが、この問いについては褒めて育てるというのが私のポジションです。

しかし、長い視点で褒めるだけは危険です。

 

拠点長になって環境が崩れた

2018年秋、拠点の責任者になりました。同じ建屋に上司はいません。マーケティング からフルフィルメントという畑違いを任されたこともあるでしょう、わたしを支えていた他者の評価が届かなくなり徐々にモチベーションが下がっていだだのだと思います。

 

落ちた状態から自力回復は難しい

「ツクイはセルフコントロールがうまい」と言われていたし、自分でも時給850円払う価値すらないと言われ続けた新人時代を生き抜いた経験もありセルフコントロールには自信を持っていました。

しかし、実際にわたしのセルフコントロールは他者評価に支えられていたのだと実感します。

 

何とか自分のモチベーションを組み立てなおそうとやる気が出そうな本を読んだり、YouTube

を見たらとあがきましたが求める結果にはなりません。

 

効果が出てきた今の取り組み

短期的に「えいやっ」と気持ちを高めること、中長期で自分を支えるマインド2つの軸を持つことにしました。

 

中長期を支えるマインドセット

自分と向き合い、自分のやりたいように仕事をする。この間の読書から導き出しました。順風満帆ではない、愚直なイメージの人の本を数冊読みました。

 

1つがこれ

実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書)

実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書)

 

 

2つ目がこれ

突破する力 (青春新書インテリジェンス)

突破する力 (青春新書インテリジェンス)

 

 

 

短期的にモチベーションを上げてみる

非常に難しいのですが、得意なことに絞り数日過ごすということをしました。マネージャーとして避けては通れないものについても極力誰かに依頼し、得意の部分に特化しました。

 

この間はモチベーションを上げることが中心なので、できて当たり前のタスクの比率も増やしています。

 

まとめ

昇格や転職、ライフステージの変化によって今までモチベーションを支えていた土台が崩れる。誰にでもあることだと思います。

ただ、褒められて伸びてきたタイプは外部環境依存で立ち直るのに苦慮するかもしれません。

 

自分の基準を持ちセルフ評価ができるスキルを少しずつ身につけていくことが良さそうです。