先延ばししない技術を再読
こんにちはTsukuiです。
本棚の整理で捨てる前に必要な情報だけメモで残しておこうと思います。大半の本は時給850円以下を宣告された暗黒期に読み漁ったものです。
捨てる前に流し読みし、今のぼくに必要な箇所だけをメモしておこうと思う。
「先延ばし」にしない技術
- 作者: イ・ミンギュ,吉川南
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2012/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 123回
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プロセスを可視化せよ
目標を達成した場合をイメージする「ゴールの可視化」よりも、目標までのルートを正しく捉える「プロセスの可視化」の方が、ずっと重要なのだ。
制度設計などの年単位の直を要する仕事が思うように進捗していなかったのでこの部分を意識し、仕事のプロセスを改めて共有資料に落とし込みたい。
ちなみに、ゴールの可視化を今まではすごく大切にしていた。以前、「モノクロではなく、色付きで成果・ゴールをイメージすることが大切」と誰かから聞いた事を重視していた。
直接ブログにメモを取りながら読み進めるとドキッとした。
それは以下の記述
目標を達成するには、ふたつの動機付けが必要だ。すなわち「スタート・モチベーション」と「持続モチベーションだ。スタート・モチベーションは、目標を達成した状態をイメージすること(ゴールの可視化)によって作られ、持続モチベーションは目標達成までのプロセスによって作られる。
もしかすると、この落とし穴にはまっていたのかもしれない。
プロセス可視化で大切な視点は2つ
- 楽観的な態度
- 悲観的な態度
この両方を持ち合わせていないといけないとのこと。
まずはプロセスを細分化、最小のステップに踏み出せ
本文の中で著者が引用していることば
「文章を書きたければ、とにかくキーボードをたたけ」でたらめな文章ができあがるかも知れないが、それはまったく問題にならない。なぜならどんな文章になるかを考えずに、思いつくままキーボードを打っていればいい、いつか自然に本当に書きたかったことが書けるからだ。
引用:アン・ラモット(小説家)
仕事を上手く進めよう、成功させようという意識が強すぎ仕事のボールを持ったままになっていないか?相談すべき人に声かけたり、タスクを渡すべき人に電話したりできているか?もう少し大胆に、一歩づつの前身を意識しよう。
その上で以下は注意点。勘違いしないように。
何のために机の片づけをするのか?
人間は本当に重要だけどもやりたくない仕事(頭を使わなくてはならない仕事)があるとき、単純な仕事(頭を使わなくてもいい仕事)をすることで、ストレスから逃げようとする傾向がある。
あるある。要注意。
先延ばしにする人ほど準備時間が長い。ではどうするか。
筆者オススメの「ウォームアップの時間を減らす3つのステップ
- 隠れた動機を探す。しばらく立ち止まり、こう自分に尋ねよう。「わたしが逃げている本当に重要な仕事は何か?」
- 順番を変えて実行する。勉強をする前にデスクを片づけたければ、順序を変えて、勉強してからデスクを整理してみよう。
- あらかじめ準備する。重要な仕事をすぐに始められない原因を取り除こう。仕事が終わったら、翌日重要な仕事をすぐに始められるよう準備しておこう。
あらかじめ準備する。ぼくの場合は資料作成に必要なデータの保管場所(リンク、URL)をリストしておく。データが実際にほかにされているかだけ確認しておく。これを実行してみようと思う。
また、読んでいて思うことは年次が進めば進むほど、仕事の幅が広がれば広がるほど、グループやチーム、会社をまたいで仕事をする機会が増えてくる。なのでよりいっそう「プロセスの可視化と共有」「自分でタスクを滞留させない、遅延なくバトンを渡す」というこということ。当たり前のことだが、振り返るいい機会になった。
本棚の整理で本書とはサヨナラします。
暗黒期を支え、今の自分に気づきをもたらしてくれてありがとう!
- 作者: イ・ミンギュ,吉川南
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2012/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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